2018-05-15 第196回国会 参議院 法務委員会 第10号
長い期間設置をしていても、その割には、塀もない、鉄格子もない、鍵もないということはないけれども外から掛けるわけでもない、こういった施設が地域の中に溶け込んで、しかも比較的脱走者がそれでも少ないという状況の中で地域で受け入れられてきたんではないかと、こういうふうに考えておりますけれども、この愛媛の松山の事案はこれまで十七件二十人の脱走者があったと、こう聞いておりますけれども、ほかの施設、これまでどうだったんでしょうか
長い期間設置をしていても、その割には、塀もない、鉄格子もない、鍵もないということはないけれども外から掛けるわけでもない、こういった施設が地域の中に溶け込んで、しかも比較的脱走者がそれでも少ないという状況の中で地域で受け入れられてきたんではないかと、こういうふうに考えておりますけれども、この愛媛の松山の事案はこれまで十七件二十人の脱走者があったと、こう聞いておりますけれども、ほかの施設、これまでどうだったんでしょうか
○大田昌秀君 十二月五日付けの共同通信社の報道によりますと、イラクの戦闘に参加している米兵のうち、脱走者が千七百人出ているほか、七千人の米兵が精神的ダメージによって治療のため撤退したとあります。精神的ダメージというのは、いわゆる戦闘恐怖症というものだと思います。
先ほどの死亡事件の三件のほか、行方不明が二件、また木刀や角材、火あぶりによる暴力、女性に対するわいせつ行為、手錠や牢屋等に押し込めたりする監禁行為、脱走者に対する残虐な行為等、およそ大人が子供に対する行為ではないし、教育訓練とは名ばかりのしごき、リンチじゃないかと私は思うわけでございますが、大臣はこの戸塚ヨットスクールのスパルタ訓練といいますか、体罰でもって障害児を治すという方式をどう見ておられますか
それじゃ、これは一応おきまして、この一連のいろいろと起こっておる事件、これを見てみますと、この四、五年のうちに次々と死亡事故や行方不明者、脱走者というものが起こっているようであります。
そのほか脱走関係のお話もありましたが、事件の関係のほか、今年に入りましても十七件ほどの脱走者が出ておりますが、そういうことで、細かな内容の中には私ども把握しておらないものもあると思いますが、捜査に関する内容につきましてはいろいろと調べておりますが、捜査の内容にわたるものにつきましてはまたお答えをしかねる面もあると思いますが、当時としては八十二名在寮しておったということでございます。
そういう考えでやってきたけれども、結局少年の心情が把握できなくて脱走者を出してしまったわけでしょう。また同じ考えでこれからやっていくという気持ちはわかりますよ。わかるけれども、また同じことが起きるんじゃないかということなんですよ。ですから、物理的にある程度脱走のできない状況をきちっとつくってあげることも大事ではないかと思うんですよね。
○市川委員 久里浜少年院の地元周辺の住民の感情を申し上げますと、もちろん非行少年が一日も早く立ち直って社会に復帰してほしいといろ、こういう気持ちは持っておりますし、こういう少年院がどこにできるかということを何か邪魔者扱いするみたいなことはいけないという気持ちは当然持っておるわけですが、同時に、先日脱走事件がございまして、そういう脱走者がまたふえるんではないかという、こういう不安も住民の間に強くあることも
○政府委員(高瀬忠雄君) この脱走者につきましては、必ずしも一人一人理由がわからないのでございますけれども、やはりいまのように、申し出があって、そしてやめたいというようなケースではなくて、もう何となくいやになって、そしてやめていくと。
それから脱走者というお話がございましたけれども、私どものほうでは、先ほど申しましたように、まあ無断離隊者というふうに称しております。
○沖本委員 数の点は遠慮したいというお話なんですが、要は最初の発端は一一〇番で、へいを乗り越えた脱走者があるのじゃないかというところからなんです。ですから、へいの高さとか、あるいは刑務所自体に抜けられるような盲点があるのかないのか、そういう点がやはり一番問題だと思うのです。どこの刑務所でもそういう盲点があるところは、監視を厳重にするとかなんとかいうことでなければならないわけです。
○国務大臣(井野碩哉君) 虐待などしたことはないと思いますが、しかしまあそういったような、あるいは脱走者の数とかいうものは矯正局長の方から一つお答え申し上げます。
そういう場合に脱走者などはありませんか。
そうして手紙は今までは月に一回というふうなあれで来ておりましたけれども、最近脱走者のために手紙もろくに来るようなことはございません。また慰問品を送るようなことがありましても、その品物が全部督いていないような手紙の来方でございます。
ほどから申し上げます通りに、大蔵省と外務省の主張の相違がありまして、それを政府で統一をして持って来たために、若干御指摘を受けるようなおかしな点ができたわけでございまするが、その実情を申し上げますると、移民のお世話をするに際しまして、やや長くなりますが、今日特に中南米等において、朝日新聞あるいはその他で報道せられましたる通りに、移民をした人々があまり豊かではなくて相当ひどい生活をしておる、あるいは中には脱走者
むりやりにこういうことになるというと、やはり脱走者と、刑務所を出た者と同じに少年が取り扱われるのじゃないかという感じを受けますけれども、その点どうでございましょうか。
つまり少年から言いますと、教官に対して、警察官や刑務官と同じに尊敬もしていないし、信頼もしていないというような状態になっておるから、もう刑務所を出たあの脱走者と同じように取り扱わなければならないという今状態にいっているのじゃないかという心配も、こういうことになれば起るのでございますが、いかがでしょうか。
勤務が厳格であり、厳粛であり疎漏のない取扱いができるならば、私はあえて設備は今のままでも、直ちに脱走者が相次いで出るというようなことはないと思いますが、一つ処遇の点、勤務の改善の点にどのような御方針をお持ちでありますか、この際伺っておきたい。
○押谷政府委員 綱紀が弛緩をいたしておりますることは否定はできないのでありますが、今回の脱走者を出すに至りました原因は、ただいまおあげになりましたようないろいろな事情が総合いたしまして、遂に役人の目が届かなかつた。一口に言えば目が届かなかつたことが原因になつているのでありまして、人員が非常に少い。また少い人員が二十五時間も勤務いたしておる。
現在でさえ相当数の脱走者が出ておるということが、新聞に出ておるそうであります。こういう点から考えましても、何でもかでも向うにまかしてしまえば、大体うまくやつていただけるという方針であつては、とうていこれは安心できない。
○梨木委員 そうすると、六百余名が自発的にやめたもの、それから強制的にやめさせたものが百二十名、この中には脱走者も含む、こういうことになると七百二十名でありますが、十二月一日現在までにやめたものは千百名になつておるということでありますから、百二十名だとすれば、まだ約四百名ばかりやめたものがあることになりますが、これはどういう人たちでありましようか。どういう原因でやめたことになつておりますか。
脱走者は、現在私どものところでは正確な数字はとれておりません。退職せしめたものが十二月一日で百二十名ばかりありますが、この中には黙つて営舎を離れて、帰つて来ないのでやめさしたというものが入つておるわけであります。六百余名は自発的退職であります。
ところがしばしば新聞に報ぜられている大阪の茨木の少年院では脱走者を出しておる。宇治の少年院もまたしかりであります。こうわけで國立も一長一短があるが、民間にも一長一短がある。政府ははたしてこの民間保護團体をそのまま買收して、全部國立としていくつもりであるか。あるいはこのよしあしを檢討されて、適当な存置の方法を構ぜられる意思があるかということを司いたいと思います。
ただし、弘禪師の熱心なる指導により特に野球チームをつくり、スポーツを通じて少年の改過に努力しているため、成績はきわめて良好でほとんど脱走者を見ていない。 宇治少年院は京都府東宇治町五ヶ庄にあり、院長は松岡氏で二十四名の職員が勤務しています。國立で開院は昭和二十二年十月收容者は男子のみで九十三名、設備環境とも佳良で、土地六二二二坪建坪一九五坪九棟あります。 次に奈良縣について申し上げます。